FLO Cycling – タイヤの空気圧によって空気抵抗は変わる?


誰かがタイヤの空気圧によって空気抵抗が変わると言うのを初めて聞いた時、私はこれは本当なのだろうかと疑問に思いました。  そのことについて考えれば考えるほど、空気抵抗がタイヤの空気圧からどのように影響を受けるのだろうかとさらに疑問を深めました。  タイヤの空気圧を変えると、タイヤの接地面の形状が変わり、最終的にはタイヤの輪郭が変わります。 タイヤの空気圧によって抵抗に差が生まれるとしても、その差は小さなものだろうと私は推測しました。 

この疑問に答えるため、クリスと私は、201511月にA2 Wind Tunnelを訪れた時にタイヤの空気圧が空気抵抗に対して及ぼす影響を調査することに決めました。 

テストの対象
私たちは、23mm Continental GP 4000 S IIを装着したFront FLO 60 Carbon Clincherを、以下の一覧のタイヤの空気圧でテストしました。 

    – 90psi
    – 95psi
    – 100psi
    – 105psi

ホイールのテスト方法
風洞でテストをどのように行うかを定めるのは重要なことです。  変数が無数に存在するため、テストについてあやふやだと結果はあまり明確なものになりません。  A2 Wind Tunnelで行ったホイールのテスト方法はこちらです。

1.  車体重量を測定し、結果から除外しました。

2.  各ホイールは020度のヨー角で風を当て、2.5度ずつ増加しました。 

3.  各測定値は2回取り、平均を取ったものです。

4.  各テストで23mmサイズの同一のContinental GP 4000 S IIタイヤを使用しました。
5.  タイヤの空気圧は、高度に正確なデジタルゲージで測定しました。 


結果

私が間違っていたことが分かりました。 タイヤの空気圧を100psiから95psiに変更することで、40kmでは6秒、Ironmanでは30秒短縮されます。 自転車にはホイールが2つあることを考慮すると、両方を勘定に入れるとこの短縮時間は増加すると思われます。 2倍にはなりませんが、増加します。 

下の表は、上の一覧のpsi測定値に対する短縮時間を示しています。 100psiが最も成績が悪かったため、これを基準と見なしました。 その他のpsiの読み値に対する時間の数値は、100psiテストと比較した際の短縮時間を示しています。 

30秒は非常に大きな数値というわけではありませんが、ゲージが95psiになったら私ならきっと空気をポンプで入れるのをやめます。 

*追記:  空気抵抗のグラフ上でこの結果をご覧になりたい場合、以下のリンクをクリックして下さい。 

それではお元気で。

ジョン