FLO Cycling – タイヤの空気圧


私たちの元に、FLOホイールに最適なタイヤの空気圧についての質問がたくさん届いています。タイヤの空気圧に関するよくある誤解がいくつかあります。

  • 120psiが最適な空気圧である。
  • タイヤの空気圧が高いほど転がり抵抗が低くなり、速くなる。

そんな誤解について手短にお話ししましょう。



120psi

120psiの誤解は、何年にもわたって少しずつ伝わっていったのだと思います。ホイールの幅が狭くなり、タイヤの方でも空気圧を推奨していったことと、口コミとが組み合わさったことによるものだと私は思います。何年にもわたってリムの幅は変わっており、タイヤも変わっています。



空気圧が高いほど速くなる
極端に解釈すれば、これは理にかなっているように見えます。とても低い空気圧のタイヤで路上を走る場合、かなり遅くなることが簡単に分かります。空気圧が低いと遅いなら空気圧が高いと速いのは当然ではないでしょうか? 実際のところ、それは正しいのですが、ある一点までしか当てはまりません。 タイヤの空気圧が高すぎると、実はタイヤは道路の小さな傷で跳ねるようになるのです。 このような跳ね返りが積み重なることでエネルギーが浪費され、遅くなってしまいます。

それでは何をすべきなのか?
空気圧が少なすぎることによって生み出される「遅さ」を抑え、空気圧が高すぎる時に体感する跳ね返りを抑える正しい量のタイヤの空気圧が、中間のどこかにあります。ブログ「Blather ’bout Bikes」の著者であるトム·アンハルト氏は、タイヤの空気圧と転がり抵抗を詳しく調査しています。私が転がり抵抗とタイヤの空気圧について疑問がある時、彼は頼りになります。私たちは転がり抵抗と空気抵抗の最適なバランスを有するタイヤを見つけるため、過去に風洞データもトムさんと共有しています。

FLOホイールの最適なタイヤの空気圧についてトムさんに尋ねた時、彼から以下のデータセットを頂きました。

注意: ご使用のタイヤのメーカーが推奨する最大空気圧を決して超えないようにして下さい。また、ご使用のタイヤのメーカーが推奨する最低空気圧未満になるように膨らませないで下さい。180ポンド (81kg) を超える自転車走者は、150psi (10バール) を超えないように、タイヤのメーカーが推奨する最大空気圧になるようにタイヤを膨らませることが推奨されます。 110ポンド (50kg) 未満の自転車走者は、タイヤのメーカーが推奨する最低空気圧未満になるように膨らませることが推奨されます。上記のデータセットは、こちらのデータを修正したものです。データの修正は、FLOリムの幅向けに調整するために行われました。

さて、この表はどのように使用するのでしょうか? いくつかの例でこの標準の表を試してみましょう。

1
自転車走者の体重: 150ポンド
タイヤのサイズ: 700 x 23c

700 x 23cのタイヤだと分かっているので、緑色の線を使用することから始めます。まずY軸上に自分の体重である150ポンドを見つけます。それから右に移動し、緑色の線にたどり着きます。 次はX軸に向かって下にまっすぐ線を引きます。この事例でのX軸上の数値は、約100psiです。これが推奨タイヤ空気圧となります。

2
自転車走者の体重: 170ポンド
タイヤのサイズ: 700 x 25c

700 x 25cのタイヤだと分かっているので、赤色の線を使用することから始めます。まずY軸上に自分の体重である170ポンドを見つけます。それから右に移動し、赤色の線にたどり着きます。次はX軸に向かって下にまっすぐ線を引きます。この事例でのX軸上の数値は、約95psiです。これが推奨タイヤ空気圧となります。

今回の記事がお役に立てば幸いです。何かご質問のある方は、下のコメント欄でお願いします。

クリス